この度、きのこの栽培にチャレンジしてみたRISUです。
きのこは、山で自然になる天然きのこと、きのこの種駒をうえつけて人工的に人が手を加えて育てる方法の原木栽培と菌床栽培があるの知っていますか?
マグロでいえば、天然のマグロか養殖のマグロかみたいなイメージですね。
この度のきのこの栽培は、経験はなく、ノウハウもないので、ネット検索で調べたり、説明書を読みながら、ご近所さんに聞きながらの初体験談です。
大好きなきのこをたくさん食べるため、きのこ栽培にチャレンジします。(‘ω’)ノ
それにしても、きのこの種類ってたくさんありますよね。
よく夏場はバーベキューで、しいたけを網焼きして、バターや醤油をたらして食べるのが美味しいですよね。
しいたけの肉詰めなんかもお弁当に最適です。
エノキでなめ茸のビン詰めをよく見かけますが、これも自家製で手作りすることでもっと美味しく自分好みのなめ茸をつくれちゃいます。
そして、つるつるのなめこは、お味噌汁に入れてなめこ汁に、大根おろしを添えてなめこおろしにするとお酒のあてにもぴったりです。
そして冬は、しめじや舞茸や平茸、などいろんな種類のきのこに豆腐とネギを入れた鍋は、きのこの出汁がでて寒い季節にはぴったりなきのこ鍋で体も温まりますよね。
きのこを使ったレシピってたくさんあるんですよね。
ここでは、きのこの原木栽培は簡単?原木栽培体験談!失敗しないためには?と題してきのこ栽培をすすめながらの過程と途中経過などをお知らせしていきたいと思います。
目次
きのこの原木栽培は簡単?きっかけが・・
今回は、しいたけとなめこの原木栽培にチャレンジ中のなかからお知らせしていきます。
ここで、チャレンジ中というのは、きのこは、原木にきのこのもととなる種駒とよばれるものを打ち込んでから、最初の収穫までは1年経過後の秋、または次の年と言われてますから、きのこが生える環境をつくりあとはきのこが生えてくるのを待つ状態なので、ここではそれまでの過程と、その後どうなったのかを追加しながらお知らせしていこうと思います。
まず先に、この原木栽培をはじめようとしたきっかけは、単にきのこ好きだっただけではなく、家のそばに放置されている義理父の山があることを知ったことからなんです。
山を持っているなんてすごい!!行ってみたい!!でもその山、15年以上放置状態でした。
山には、杉の木がたくさん生えていて、15年間放置された結果の枯れた杉の枝で地面全体が覆われていて土が見えない状態でした。
そんな状態から、1週間かかって手作業で枯れた枝や葉などを寄せていき、土を出す作業、肥料をいれて土つくり、草刈り等出入りができる状態までが大変です。
そして、この山で野菜栽培ができるかどうか、条件の悪い土地でも、育てやすい野菜とは何かを考えながら、いろいろチャレンジしてみることにしました、
ジャガイモ植えて、ネギ植えて、生姜を植えて、シソ植えてと育てられそうな野菜を試してみましたが、やはり、日当たりの悪さと水はけが悪い土地では思うように育ちませんでした。
そうなると、やはり山で育ちやすいのは、ミョウガや三つ葉など、思いつくのはきのこ類の栽培風景でした。
そこで、陽当たりを好まない、きのこの栽培なら、山で育てることができると思いこの度のきのこの原木栽培にたどりつきました。
以前、義理父がその山で、舞茸ときのこの栽培をしていたのもあって、当時の栽培の痕跡も残っていて、そのためのか物置や小屋や井戸があります。
電気は山のおくなので途中電線がきられていて、今じゃここのためだけにはつなげてもらえないことをききました。
ですが、ラッキーなことにきのこ栽培道具が揃っていて、趣味程度にしてたわりにすごい本格的な・・・道具があります。
道具が、使えるか使えないかは後にして、以前ここできのこの栽培をしていたということは、まずはお試し栽培をスタートできます。
最初にすることは、きのこの菌をうえる原木と、きのこの菌を用意します。
その時期に、きのこの菌や、原木が、ホームセンターで販売されているのを見かけていたので、いろいろ調べるよりも手っ取り早いと思い近くのホームセンターで購入しました。
まさか、自分たちで購入することになるとは思ってみませんでしたが、この度原木栽培の仲間入りができます!
原木は2種類あって、1本980円と1200円のものが販売されていて、値段の違いを見みたら、長さが違うだけでしたので、ここでは重さを重視して1本980円の原木を4本購入しました。
長いほうがもちろん面積が多い分たくさん菌をうえたりできるのでしょうが、持ち運びするについては重さが軽いほうが楽ですよね。
たった4本しか購入しなかったのは、初体験なので不安もあり、きのこ栽培があっているのか、うまくできるかどうか確認してはじめようと思います。
そして、うまく栽培することができたら、来年、再来年と少しづつ増やしていきたいと思います。
きのこのもとの種駒も数種類ありましたが、なんとなく”極上”と書かれているパッケージの、ナメコとシイタケの種駒を1箱づつ購入してみました。
極上なきのこが生えてきますように。
原木栽培体験談!挑戦します。
いよいよきのこの原木栽培はじめます。
用意するのが、原木と種駒そして、穴あけ用の専用ドリルとハンマーと軍手です。
先日用意した、原木と、ナメコとシイタケの種駒を用意して、箱にきのこ栽培の手引きが入っていたので読みながらすすめてきます。
専用ドリルは、専用というだけあってこの原木に菌を植える穴をあけるためだけのドリルらしいので、趣味程度に購入するのはどうかと思うのですが、これがないと上手に木片がピッタとはいる穴をあけることができないのでなんとも贅沢な機械なんだと思ってしまいました。
この贅沢な専用ドリルがない場合は、木片にあわせた大きさの穴をノミやノコを使って手作業で行わないといけないわけなので気の遠くなる作業です。
1本くらいならまだ頑張れそうですが、これ3本4本になると結構な作業量ですから、昔の人は専用ドリルなんてなかったわけなので、本当苦労したからこのような楽にできる機械ができたんでしょうね。
そして、この種駒というのは、きのこになるきのこのもとなのですが、1つ1つの木片にねっとりしたしろいカビのようなきのこの菌が付着していています。
この木片を原木にピッタとはめ込む為に、原木に専用ドリルで穴をあけていきます。
今回は、4本の原木に200個の木片を植えていくので、原木1本に50か所穴をあける必要があります。
結構大変な作業かと思いきや、この専用ドリルを使うことで、ア力もかけずに同じ大きさの穴をポンポンと上手にあけることができてなんか気持ちよく楽しい作業に感じます。
あ、毎日仕事として繰り返す作業であればあきてしますのでしょうが、たまにすることでは楽しさを感じますよね。
そこから、その原木にあけた穴に種駒の木片を1個づつ、ハンマーや金づちを使って埋め込んでいきますが、これもドリルであけた穴と木片の大きさが丁度よいのでスコンスコンと気持ちいいようにぴったりはまります。
注意しないといけないのが穴をあけたら、放置しないで雑菌がはいらないようにするためにすぐに木片を植え付けることです。
ここまですると、原木へのきのこの菌の植え付けが完了です。
そしてこの作業を終えたら、原木の呼び方が変わって、原木ではなくほだ木とよぶようになります。
あとは、植え付けた菌が、ほだ木の内部にうまく浸透して広がっていくように、そのまま寝かせておく仮伏せというのを行っていきます。
よく、ほだ木の仮伏せでは、ビニールシートをかぶせたり遮光シートをかぶせたりしてあげるようですが、うちでは準備していなかったので、ほだ木はお庭の日陰で寝かせておきました。
仮伏せは、ほだ木の温度をあげすぎないようにしてあげることと、水分を適度に保つようにしながら、菌が増えやすいよい環境をつくってあげることです。
きのこの菌は、暑すぎたら繁殖しないで死んでしまうし、寒すぎても繁殖しないし、乾燥しすぎてもだめだし、水分がありすぎでもだめなので、結構わがままなんですね。
この仮伏せが、きのこの栽培にかかせない期間で大切な作業のようです。
素人には判断つきにくいので、まずは実家の庭先の雨のあたる風通しがよさそうな日影において観察してみます。
そして1か月、見た目変化はないので、そのまま山に持って行って本伏せという作業にかかりました。
同じく日当たりが悪くて風通しがよさそうな場所を選んで4本のほだ木を立てかけてきました。
これで、山に本伏せ作業完了です。
ここまでは、途中問題なくすすめることができました。
■記録 きのこの原木栽培 菌の植え付け完了 2020/4/末
ほだ木に真っ黒いきのこが何でしょう。これ?
夏に、山にほだ木の様子を見に行ったら、ほだ木に真っ黒いきのこがたくさん占領していました!!
何でしょう。これ?気持ち悪いんですが・・・・・。
調べてみると、春から秋に発生する木材腐抗菌類という菌で、きのこ栽培における害虫的な害菌とのこと!!
木に入り込む速度も速くて、繁殖力が強くて厄介者らしい。
真っ黒な黒いきのこ。
ですが、他の菌に侵されてしまっても、この黒いきのこの菌としいたけの菌同士が戦って、きのこの菌が勝てば問題はないようです。
逆に、乾燥しすぎていたり、湿気が多すぎたりするときのこの菌が他の菌に負けてしまって、ほだ木にならない場合もあるらしい・・・・ですが。
仮伏せもたりなかったし、保湿作業してあげてないし・・・・
取り扱い説明書の順番や期間をとばしてしまうとこんな心配もでてきます
きちんとルールを守って栽培しないといけないと反省です。
そして、この真っ黒なきのこは、全部切りおとしました。
もう生えてきませんようにと祈りながら。
原木栽培と菌床栽培の違いは?
今回のチャレンジしているのは原木栽培です。
きのこの栽培には、2種類の方法があって、菌床栽培と原木栽培になります。
菌床栽培が「人口栽培」と呼ばれて、原木栽培が「自然栽培 」と呼ばれています。
どちらとも無農薬栽培です。
収穫まで数年かかる”原木栽培”とは
原木栽培とは、原木にきのこのもととなる菌を植えてあげて、自然に近い状態で栽培する方法です。
実際に山では天然しいたけやなめこが生えるのだから、自然に成長できるんですね。
きのこのもととなる菌を植えつけてから、きのこを収穫できるまでは、約2年、300日以上の月日がかかるそうです。
原木栽培のきのこは独特の香りと風味を感じることができるので、秋ころに販売される原木栽培のきのこをみかけたら是非購入してみてください。
原木栽培では、一度きのこを採っても、次の年やその次の年とその後も同じサイクルできのこが生えてきます。
1年を通して収穫できる「菌床栽培」とは
菌床栽培とは、倉庫や建物中で温度管理や湿度管理を、人が人工的に行って栽培することをいいます。
人の手によって栽培されることになるので、自然の力やサイクルではなく、人が栄養分を与えたり生育を調整することができるので、数か月単位できのこが収穫ができて、1年中ずっときのこが採れる栽培方法です。
今、スーパーの店頭にならんでいるほとんどがこの菌床栽培されているきのこです。
でも、この菌床栽培のおかげで、みんなの1年中好きな時にきのこが食べられるんですね。
しいたけをたくさん生えさせる方法
先人のお知恵から、しいたけをたくさん生えさせる方法がありました。
きのこが生える年の、きのこが生える頃あたりに、ほだ木を金づちやハンマーでガンガンたたいて、菌をおどろかせるために振動をあたえ刺激します。
ここでびっくりした菌にさらに刺激をあたえるために、ほだ木ごと水の中に浸します。
6時間以上、1日水につけておくくらいでもも大丈夫です。
こうやって、中にひそんでいるきのこの菌に刺激をあたえることで、菌が活性化して生えるきのこの数がふえるんですって。
ただ、振動と浸水のタイミングがずれると意味がないので、たたいて刺激を与えたあと間をあけないですぐに、水につけてさらすようにとのこと。
タイミングが大事ですね。
近くなったら、是非やってみようと思います。
なめことしいたけの原木栽培方法は簡単?のまとめ
なめことしいたけの原木栽培方法は簡単?なのか?原木栽培体験は失敗!したのか。ここでは体験したことをまとめてみました。
きのこの原木栽培は専門の道具、穴あけ用のドリルがあれば簡単にできました。
専用のドリルがない場合、丸のみなどで菌を植えつけるため、丁度よいサイズの穴をあけないといけないので結構大変そうです。
専用ドリルだと、ちょうどピタッとはまる穴をあけることができます。
また、ご自宅できのこの原木栽培する場合は、大きめの原木より小さめの原木の方が持ち運びしたり、移動がしやすいので、上下返す場合や、浸水の際に便利かなと感じました。
そして、きのこの菌を植え付は、きちんとした適した時期に行うことが最も大切だと感じます。
何事においても、知ったかぶりをせず、説明書や先人の知恵の通りに、はじめての素人は、ルールにそうことが大事ですね。
現在、このきのこの原木栽培が失敗なのか?どうなのか、きのこがなる時期まで分かりません。
それまで、極上なめこと極上しいたけが、ちゃんと生えてきますように祈ってます。”(-“”-)”
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